昔の私は自分に融通が効かなかった
「自分が決めた事は
やり抜かなければいけない」
というワケわからない決め事
教育などによる刷り込みもありますが…
「〇〇までに」
と決めた目標も
「必ずやらなければならない」
という決め事も作っていました
ある意味ストイック
そんなストイックな自分にも酔っていた。
その当時は、ストイックな自分が大好きでした
（↑そうとう変な人）
だから
走って走って
休みなく走って
そして走り過ぎて
疲れて何もしたくなくなる
まるで脱け殻のように
ダラーンと家に引きこもり
完全に「燃え尽き症候群」のようになり
数ヶ月して
また「ヤバイ‼」
と思い、走る
の繰り返しがかなりの年数続きました。
ある時
また休む事もなく
新たな目標に向けて走り続けていた時
「別にやらなくてもいいんだよなぁ」
と感じたのですが
「でも決めたんだから‼」
と自分の魂の声を無視して
走り続けました。
そんな事をしていたある日
仕事中に吐いえしまったのです
体温が48,5°まで下がっていました
それはもうすでに
「気付け‼」
というサインはとっくに
過ぎていたのです。
内側ではもうしたくないし
それは方向が違うという事だと
分かっているものの
思考では「決めた事だから」と
自分本当の感覚を無視して
バカみたいな自分との約束を
果たそうと走り続けました。
その目標は達成しましたが
内側から来る
魂が震えるような喜びは
全くありませんでした
それはそうですよね
本当の私は望んでないのですから…
そんな事をたぶん10年近く
やっていたのだろうと思います。
ある時また燃え尽き症候群のようになり
家でダラリーンとしていた時に
ふと「もうこんなのってヤダー」
と自分の意思とは関係なく
叫んでいました
それは魂からの声
私は今までの自分を振り返りました。
そしたら
走り続けて、休み続けて
の繰り返し
そして
「もうやりたくないなぁ」
「こっちの方がいいかも」
と思う事を否定して
「いやいや！決めた事は最後まで
やらないと」
と思っていた事に気付いたんです
これは不要なストイックさです
本当にやりたかった事をやっていた時は
楽しく出来ますが
すでに違う道に進む時が来た時は
方向転換してもいいんだ
やっぱり内側から出てきた感覚は
正解なんだ
とやっと深い所から気付きました
それから数年経って
たまに
「あ！またやっちゃうトコだった」
と思う事はありましたが
繰り返す事はなくなり
自分の感覚を重視して
方向転換する事などにも
柔軟に内側重視で出来るように
なりました
そうしたら
スゴく自分が楽チンです
「そんなの当たり前じゃーん！」
と思いますが
その呪縛の中にいた時は
そんな事は思わないし
それを言ってくれる友達の声にも
耳を傾けませんでした
「そうしないといけないじゃん‼
会社員じゃないんだから‼」
なんて逆ギレしたり
あ～恥ずかしい
もちろん
そんな事しなくても生きていけるわけで
自分の感覚を無視していた時より
ゆる～く生きていても
やっていけるわけで
だから
自分にストイックになっていたり
決めた事は最後までやり通す
と思っている方へ
もし
「やめたい、やりたくない」
「そう思ったけど〇〇をやってみたい」
と感じたなら
やっていいんだよ
途中で投げ出すのがダメじゃないんだよ
って言いたい
あと過去の私にもね
