【明治から太陽暦への変更】太陰太陽暦と太陽暦（グレゴリオ暦）・太陰暦とは
太陰太陽暦
太陰（月）と太陽の両方を掛け合わせた暦
紀元前から使われていた暦が太陰太陽暦です。
月が地球を一周するのにかかる２９.５３日の１２ヶ月分に相当する３５４日と、地球が太陽を一周するのにかかる３６５日に生じる差１１日をうまく工夫して、月と太陽の両方の運行を考慮した非常に高度で科学的な暦なのです。
四千年程前から中国の黄河流域で「農暦」として使われていたものが、六世紀後半に日本に伝来し公式に使われ始めました。
以来中国との間に２日の誤差が生じたため数回の修正を試みるなどし、天保十三年（１８４２年）には天文学的にも世界で最も正確な太陰太陽暦となったそうです。
引用元 日本古来の太陰太陽暦
太陽暦
地球が太陽のまわりを一周する時間の長さを一年とするのが太陽暦
1太陽年約365.242194日という事に基づいて、1年が約365日になりました。
しかし、ズレが生じるので4年に1度うるう年があり、その年だけ366日になっています。
太陽暦といっても、年始は、西暦(グレゴリオ暦)なら冬至の約10日後、イラン暦(ヒジュラ太陽暦)なら春分、エチオピア暦なら西暦9月11日頃などの違いがあるようです。
現在の日本はグレゴリオ暦が使用されています。
グレゴリオ暦
グレゴリオ暦 は、ローマ教皇グレゴリウス13世がユリウス暦の改良を命じ、1582年10月15日（グレゴリオ暦）から行用されている暦法である。
太陰暦
月が新月から次の新月になるまでを一か月とするのが太陰暦
1年の長さは約354日で、毎年約11日づつ季節がずれていくため、同じ日でも春夏秋冬がその年によって異なっていきます。
例えば、現在と17年後では春が秋、夏が冬というように季節が逆になってしまいます。
利点は、月の満ち欠けによって日にちが分かる事です。
現在の暦 太陽暦
現在日本で使用されている暦は「太陽暦」です。
暦法の歴史
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- 元嘉暦（げんかれき） - 6世紀頃朝鮮半島の百済から伝えられた宋の時代の中国暦である。
- 儀鳳暦（ぎほうれき） - 中国暦で690年から元嘉暦と併用された。697年からは単独で使用された。
- 大衍暦（たいえんれき、だいえんれき） - 中国暦で764年から861年まで使われた。
- 五紀暦（ごきれき） - 中国暦で781年に日本に紹介されたが単独で使われることはなかった。
- 宣明暦（せんみょうれき） - 中国暦で862年から1685年まで使用された。
- 貞享暦（じょうきょうれき） - 初めて日本人により編纂された暦で1685年から1755年まで使われた。
- 宝暦暦（ほうりゃくれき、ほうれきれき） - 1755年から1798年
- 寛政暦（かんせいれき） - 1798年から1844年
- 天保暦（てんぽうれき） - 1844年から1872年
引用元 日本の暦 - Wikipedia
その時代によって暦の呼び方は異なっていますが、これらは全て太陰太陽暦の事です。
明治から太陽暦への変更
長年太陰太陽暦が用いられてた日本ですが、ある日突然暦が変更になり、中途半端な日にちから翌年の1月1日となってしまいました。
明治5年12月2日（1872年12月31日）まで太陰太陽暦が使用されていたが、1873年に太陽暦であるグレゴリオ暦を導入し、導入日を明治6年1月1日とした。
しかし、それ以前にも、古くは戦国時代の末頃よりキリシタンの人々に使われてきた
引用元 太陽暦 - Wikipedia
なぜこのような半端な時から変更になったのか⁈
それは政府の財政難にあったと記されています。
太陽暦をすぐに採用する事により12月がなくなるわけです。
その分のお給金を支払わずに済んだとの事ですが、果たしてこれだけの理由なのかな？と思ってしまいます。
また、「太陽暦は戦国時代にキリシタンにより使われていた。」とあります。
キリシタンで思い付くのは「フランシスコ・ザビエル」です。
ザビエルと言えば、イエズス会です。
私達、フランシスコ・ザビエルは日本にキリスト教の伝道者であると習いました。
しかし、ザビエルの本当の目的はキリスト教伝道ではなく、日本人を誘拐する事です。
この頃日本だけでなく世界中で奴隷貿易が盛んに行われていて、黒人を労働させる奴隷としての売買や中国人の奴隷売買が盛んでした。
そして日本ではザビエルがキリスト布教の裏で本来の目的である誘拐を手広く行っていました。
約50萬人の日本人が誘拐されてヨーロッパなどに売り飛ばされていたと言います。
なぜこのような事が出来たかと言うと、織田信長と手を組んでいたからだそうです。
「行く先々で日本女性がどこまでいってもたくさん目につく。
ヨーロッパ各地で50万という。
肌白くみめよき日本の娘たちが秘所まるだしにつながれ、もてあそばれ、奴隷らの国にまで転売されてゆくのを正視できない。
鉄の枷をはめられ、同国人をかかる遠い地に売り払う徒への憤りも、もともとなれど、白人文明でありながら、なぜ同じ人間を奴隷にいたす。
ポルトガル人の教会や師父が硝石と交換し、インドやアフリカまで売っている。」
山田盟子「ウサギたちがわたった断魂橋」より
日本人はとにかく高値で売られていたそうです。
船の底に鎖で繋がれ女性たちを運んだそうですが、この船が「日本郵船」だそうです。
日本郵船を調べてみますと、三菱財閥の中核企業と書かれていました。
暦からなぜこのような話になったかと言いますと、このような歴史も太陽暦も、シリウスとオリオンに繋がっているからなんです！
次の記事で歴史を読み解いていきましょう😊👍
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